2015年1月7日

中国 鋼材市況の下落続く

 中国の鋼材市況の下落が続いている。12月最終週の熱延コイル市況はトン3131元(約6万円、3ミリ厚・増値税込み)で前週比0・6%安。異形棒鋼など他の品種も下落した。不動産建設の停滞で鋼材需要が減り、需給が緩和しているため。年明け後トン70ドル(約8300円)前後と前年初めの半値近くにとどまる輸入鉄鉱石価格も影響している。需要に刺激材料はなく、原油安が資材価格を押し下げる効果もあり、鋼材安は当面続きそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社