2015年1月7日

中国 鋼材市況の下落続く

 中国の鋼材市況の下落が続いている。12月最終週の熱延コイル市況はトン3131元(約6万円、3ミリ厚・増値税込み)で前週比0・6%安。異形棒鋼など他の品種も下落した。不動産建設の停滞で鋼材需要が減り、需給が緩和しているため。年明け後トン70ドル(約8300円)前後と前年初めの半値近くにとどまる輸入鉄鉱石価格も影響している。需要に刺激材料はなく、原油安が資材価格を押し下げる効果もあり、鋼材安は当面続きそうだ。







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