2018年6月28日

アルミ板、加工賃値上げ広がる

 一般流通(店売り)向けのアルミ板について、メーカーが加工賃(ロールマージン)を値上げする動きが広がっている。国内メーカー最大手のUACJが6月出荷分から10%程度引き上げたほか、日本軽金属(本社=東京都品川区、岡本一郎社長)など他のメーカーも7月からの値上げを予定している。建材や液晶・半導体製造装置部材などに使われる店売りのアルミ板は全体的に旺盛な需要が続き、供給が追い付かない状態が続いている。一方で梱包資材・副資材の価格は上昇しており、安定供給のためにはロールマージンへの転嫁が避けられないと判断した。







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