2018年4月6日

UACJ、店売りアルミ板値上げ 6月出荷から

 UACJは一般流通(店売り)向けのアルミ板を6月出荷分から値上げする。値上げ幅はメーカー加工賃(ロールマージン)の10%程度。同社がアルミ板の値上げを打ち出すのは2015年以来約3年ぶりとなる。建材や液晶・半導体製造装置部材などに使われるアルミ板の需要は旺盛で、供給が十分追い付かない状態が続いている。一方でパレットやバンドなどの梱包資材や、板に貼る保護フィルムなどの価格が上昇しており、販売価格への転嫁が避けられないと判断した。

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