2018年8月24日

関東鉄筋棒鋼電炉、販価引上げに本腰

 関東地区の鉄筋棒鋼電炉メーカーは販売価格の引き上げに本腰を入れている。地区メーカー炉前購入価格(H2)は8月23日時点でトン当たり3万7000円前後と鉄スクラップ価格が高値で推移する一方で、今秋以降で電炉用電極や耐火物などの諸資材価格が大幅に値上がりし、さらなるコストアップを余儀なくされる。地区電炉メーカーは現時点においても月次赤字状態を脱し切れておらず、採算回復による早期黒字化を目指し、販売価格を再生産可能なレベルに引き上げる方針だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more