2018年9月4日

構造用鋼、関西市況が上昇基調 コスト高積み残し

 関西地区の構造用鋼市況は、9月に入ってからも高値をうかがう状態が続いている。需給バランスが引き締まった状況下で、地区内流通筋もユーザーひも付き向けを最優先し、新規の引き受けを断わるなど枠を絞り込んで慎重な受注を継続。特殊鋼メーカーも副資材や人件費、輸送コストの上昇などを要因とする値上げについては積み残しの形になっていることから、今後も強い販売姿勢を維持するとして、少なくとも下期中は上がり基調が続くものとみられる。







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