2019年2月28日

トヨタ、上期棒線支給価格2半期連続引上げ

 トヨタ自動車は部品査定の基準とする2019年度上期(4―9月)の鋼材支給価格を決め、特殊鋼棒鋼(合金鋼)についてトン当たり8000円、棒鋼(炭素鋼)と線材は同2000円引き上げることを決めた。棒線品種は2半期連続の値上げとなるが、実勢の鋼材市況に基づいた自給圏における価格(自給価格)の値上げ幅には達しておらず、かい離は解消されていない。一方、トヨタは部品メーカーが自ら調達した自給材を加工した製品について、支給価格に基づく部品査定価格とは切り離し、適切に部品価格に反映する方針を決定し、すでに話し合いを始めているもようだ。







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