2018年8月28日

高炉大手 トヨタ向けひも付き交渉 上期、値上げ決着

 トヨタ自動車は部品査定の基準とする18年度下期(10月―19年3月)の鋼材支給価格を決め、今週から取引先に伝えはじめた。薄板・鋼管については18年度上期に比べほぼ横ばいとし、需給タイトな特殊鋼棒鋼・線材についてはトン当たり3000円引き上げたようだ。新日鉄住金をはじめとする高炉大手との間で進めていた2018年度上期(4―9月)の自動車用鋼材のひも付き価格交渉の決着を受けての対応となるが、高炉・特殊鋼メーカー側には不満が強く、鉄鉱石や原料炭というベンチマーク以外の要因が収益を悪化させている状況の中で、今後、どう対応していくかが注目される。

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