2020年5月7日

新型コロナ 薄板流通で影響深刻 上期、4割超が赤字見通し 本紙アンケート調査

 新型コロナウイルスの感染拡大による業績や市場への影響は鋼材流通の中でも薄板分野で、より深刻化していることが産業新聞社の調べで分かった。4月中旬までに鋼材流通・加工企業を対象に実施した鋼材流通アンケートでは上半期(4―9月)に黒字を確保する見通しの企業が23・5%だったが、関東地区の薄板流通からの回答を抽出すると、黒字見通しの企業は9・1%にとどまった。赤字見通しは鋼材流通全体の30・8%に対し、薄板流通では40・9%に達する。







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