2020年5月22日

薄板3品在庫、3カ月ぶり減439万トン

3月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、確報値)は前月比2・2%、9万7000トン減の439万1000トンとなり、3カ月ぶりに減少した。例年、3月は1万3000トン程度増加しており、単月としては大幅な減少となった格好だが、例年に反して2月に4万トン程増加しており、1月から3月末での推移では例年並みの5万3000トン程の減少を示した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が3月中旬以降、実体経済にも影響を及ぼしており、日本製鉄では「鋼材の需給環境は当面、予断を許さない厳しい状況が続く」(薄板企画部)と指摘している。







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