2020年6月5日

ニーズ高まる高強度鉄筋棒鋼、至近5年間で3―5倍

新型コロナウイルス感染影響下にあるものの、首都圏では大型再開発案件が目白押しで、高水準の鋼材需要が見込まれている。首都圏や大都市圏で目立つ大型再開発案件を主体に、近年は建築物が高層化する傾向にあり、建物耐震性の向上や快適な居住空間の創出などで使用される鉄筋棒鋼はSD490やSD590、SD685のねじ鉄筋が設計に織り込まれるケースが多く、高強度鉄筋棒鋼のニーズは至近5年間で3―5倍に増えているとみられる。一部では、生産量全体に占める高強度鉄筋棒鋼(SD490以上)の割合が1割程度に増えている鉄筋棒鋼メーカーも出てきた。







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