|
2001.05.01
古
河機械金属は27日、中井明孝社長の代表取締役会長と吉野哲夫常務の代表取締役社長就任を内定したと発表した。佐々木荒会長は相談役に退く。6月28日の株主総会後の取締役会で正式決定する。記者会見した中井社長は「2期4年を満了することで、区切りをつけ若返りを図る」、また吉野常務は「社長を2期務めて、その後は若返りを図りたい」と、4年間で全力を尽くすとの決意を述べた。
中井社長は「2期4年で任期が満了したと受け止めている。経済環境の変化に対応して、経営改革の効果も出始めている。経営陣の若返りが重要と考えた。しかし豪州のポートケンブラー製錬所の立ち上げなどの課題もあるので、代表取締役会長の立場で責任を果たしていく」。
また、吉野常務は「常務で一番下の私が指名されてびっくりした。取締役を4年務めただけで社長になれといわれて戸惑っている。長くは社長を務めないつもりで、2期務めて、その時に若返りを図りたい。構造改革を進めてきて、悪い部門を潰してきたが、まだ良くないものもある、昨年12月に発表した中期計画「ステップアップ21」を初年度から引き継ぐこととなった。これらのことをきっちりとやっていきたい」。
吉野哲夫次期社長の略歴 東京都出身、38年11月24日生まれ62歳。65年東京大学経済学部出身、同年古河鉱業(現古河機械金属)入社、93年6月名古屋支店長、95年6月産機本部機械部長、97年6月取締役就任、ユニック本部副本部長・古河ユニック代表取締役社長、99年4月取締役財務部長、同年6月常務取締役就任、現在は財務部、経理部、総務部、化成品本部、電子材料本部、石油営業部を担当。
中井社長は「2期4年で任期が満了したと受け止めている。経済環境の変化に対応して、経営改革の効果も出始めている。経営陣の若返りが重要と考えた。しかし豪州のポートケンブラー製錬所の立ち上げなどの課題もあるので、代表取締役会長の立場で責任を果たしていく」。
また、吉野常務は「常務で一番下の私が指名されてびっくりした。取締役を4年務めただけで社長になれといわれて戸惑っている。長くは社長を務めないつもりで、2期務めて、その時に若返りを図りたい。構造改革を進めてきて、悪い部門を潰してきたが、まだ良くないものもある、昨年12月に発表した中期計画「ステップアップ21」を初年度から引き継ぐこととなった。これらのことをきっちりとやっていきたい」。
吉野哲夫次期社長の略歴 東京都出身、38年11月24日生まれ62歳。65年東京大学経済学部出身、同年古河鉱業(現古河機械金属)入社、93年6月名古屋支店長、95年6月産機本部機械部長、97年6月取締役就任、ユニック本部副本部長・古河ユニック代表取締役社長、99年4月取締役財務部長、同年6月常務取締役就任、現在は財務部、経理部、総務部、化成品本部、電子材料本部、石油営業部を担当。
政
府は4月29日、01年春の叙勲および褒章を発令した。非鉄金属関連業界における叙勲では川上哲郎・住友電工相談役が勲一等端宝章、水田泰次・大阪合金鋳造所社長が勲五等旭日章を受章。また、褒章では金谷浩一郎・同和鉱業社長、土屋博之・東邦亜鉛会長、柴田隆治・古河電工副社長の3氏が藍綬褒章、見英三・見商事会長、嶋本忠和・嶋本ダイカスト社長が黄綬褒章をいずれも業界発展に対する貢献で受章した。
古
河電工は先週末、インドネシア最大のケーブル製造会社であるスカコ社(SUCACO=スープリーム・ケーブル・マニュファクチャリング社、本社=ジャカルタ市、エリー・スポノ社長)と、光ファイバーケーブルを製造・販売する合弁会社を設立することに合意したと発表した。
インドネシアをはじめ東南アジア地域で増加している光ファイバーケーブル需要に対応して供給体制を充実していくことが目的。同地域の一拠点として経営を主導し、積極的な事業展開を図っていく。 新会社は「フルカワ・スープリーム・オプティカル・ケーブル社」で、今年5月に設立する。資本金は550万米ドル。出資比率は古河電工90%、スカコ社10%。社長に海外営業本部の高橋行夫氏が就任。
インドネシアをはじめ東南アジア地域で増加している光ファイバーケーブル需要に対応して供給体制を充実していくことが目的。同地域の一拠点として経営を主導し、積極的な事業展開を図っていく。 新会社は「フルカワ・スープリーム・オプティカル・ケーブル社」で、今年5月に設立する。資本金は550万米ドル。出資比率は古河電工90%、スカコ社10%。社長に海外営業本部の高橋行夫氏が就任。