|
2001.11.16
1. PCB混入廃トランス銅スクラップ3年後放出
2. LMEアルミ新地金が1400ドル際まで急騰
3. ニホンハンダ 上海工場が年内に操業開始
4. 全国軽商会9月景況アンケート、前月比横ばい
5. 設備投資10%圧縮し244億円に 住友金属鉱山
2. LMEアルミ新地金が1400ドル際まで急騰
3. ニホンハンダ 上海工場が年内に操業開始
4. 全国軽商会9月景況アンケート、前月比横ばい
5. 設備投資10%圧縮し244億円に 住友金属鉱山
長
らく流通が停滞してきた平角線と呼ばれる銅スクラップが、2―3年先から大量に出回る見通しだ。変圧器(トランス)やコンデンサーに使われているもので、絶縁油にPCB(ポリ塩化ビフェニール)が混入しているため、これまで使用済み機器は事業者の元で保管されていたが、最大規模の保有者である電力会社での無害化処理が動き始めたためだ。各電力会社が保管している処理対象のトランス台数から試算すると、銅量で数万トンに達する。
L
MEアルミ新地金は4営業日で111ドル上昇し、15日の先物後場価格引値で1395ドルまで上昇する急展開を見せている。ただ、アルミ独自の動きではなく、銅相場につられたもので、今後の展開は流動的。
LMEアルミ新地金相場を急騰させた主因は銅相場の上昇。銅の相次ぐ減産計画の発表を受け、銅相場が急上昇し、アルミ相場を押し上げた。
LMEアルミ新地金相場を急騰させた主因は銅相場の上昇。銅の相次ぐ減産計画の発表を受け、銅相場が急上昇し、アルミ相場を押し上げた。
大
手ハンダメーカーのニホンハンダ(本社=東京都墨田区太平、浅見真社長)は、上海・嘉定工業区内の工場でクリームハンダの製造販売を行うことを決めた。年内にも操業開始予定。中国国内市場をターゲットにクリームハンダの現地供給を行う体制を整え、日本と同等のサービスを中国でも開始することが目的。投下金額は約4000万円、工場の建屋面積は約540平方メートル。
全
国軽金属商協会(会長=堀中成憲・筒中金属産業社長)は9月の景況アンケートをまとめた。それによると、同アンケート調査を開始して以来、最悪の数値を記録した前月(8月)と比べてほぼ横ばい推移しており、前年同月比でも大きく落ち込んでいる状況は変わらない結果となった。
11月現在においても回復材料は見当たらず、市中では底かどうかの不安感が台頭しており、今後の見通しについても期待薄としている。
11月現在においても回復材料は見当たらず、市中では底かどうかの不安感が台頭しており、今後の見通しについても期待薄としている。
住
友金属鉱山は15日、01年度連結の設備投資を当初計画の270億円から244億円に10%圧縮(対前年度比13%減)すると発表した。IT需要の急減、金属価格低迷が要因。
部門別では、電子材料、機能性材料は当初の120億円から104億円に、金属と金属加工は97億円から88億円にそれぞれ減少するが、資源部門は28億円で変わらず。
部門別では、電子材料、機能性材料は当初の120億円から104億円に、金属と金属加工は97億円から88億円にそれぞれ減少するが、資源部門は28億円で変わらず。