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2002.04.22
1. 中国・太倉港再生資源輸入加工区が本稼働へ前進
2. 住友金属鉱山シポレックス国富工場 11月で閉鎖
3. 三菱マテリアル 新型ターゲット材を開発
4. 伊藤忠非鉄マテリアル 電子材販売事業を継承
2. 住友金属鉱山シポレックス国富工場 11月で閉鎖
3. 三菱マテリアル 新型ターゲット材を開発
4. 伊藤忠非鉄マテリアル 電子材販売事業を継承
中
国政府が進めているスクラップ加工拠点集約化政策の最前線と位置付けられる江蘇省の太倉港再生資源輸入加工区が、ようやく本格稼動を迎えつつある。進出企業との契約条件や資金調達の問題から、予定より遅れていたが、今後、基礎工事を終えたブロックごとに業務を開始する見込みだ。
住
友金属鉱山は19日、軽量気泡コンクリート(ALC)事業を展開する子会社の住友金属鉱山シポレックスの国富工場を11月末をメドに閉鎖すると発表した。北海道地区の需要減少が深刻で慢性的な赤字に陥っていたため。工場閉鎖に伴い、従業員はグループ会社への配転や就職斡旋などにより雇用確保に努める。
三
菱マテリアルは、光ディスクの誘電体保護膜用に硫化亜鉛―シリカ素材の新型スパッタリングターゲット材を開発し、サンプル出荷を開始した。シリカ粒子を一段と微細化し低パーティクル(異常放電)を実現したのが特徴。これによって次世代光ディスクに対応したターゲット材のラインナップが一段と強化された。
開発したのは、シリカ粒子を従来の「ST―4タイプ」より10分の1に微細化した「ST―5」で、スパッタリング時に発生する膜のパーティクル(異常放電)を抑えたのが特長。超微細粒型としては先行して開発した「SFタイプ」もある。今後は、次世代光ディスクの保護膜用として、2種類の超微細粒型ターゲット材に注力する。
開発したのは、シリカ粒子を従来の「ST―4タイプ」より10分の1に微細化した「ST―5」で、スパッタリング時に発生する膜のパーティクル(異常放電)を抑えたのが特長。超微細粒型としては先行して開発した「SFタイプ」もある。今後は、次世代光ディスクの保護膜用として、2種類の超微細粒型ターゲット材に注力する。
伊
藤忠非鉄マテリアル(阿部忠雄社長)は、今期から伊藤忠から電子材販売事業を継承、アルミ・チタンなど従来からのコアビジネスも含め「改めて攻めに入る」(阿部社長)方針で、05年ないし06年の株式上場を目指す。