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2003年01月09日
YKK(吉田忠裕社長)は8日、中国で初めての工機事業会社「蘇州吉田精密模具机械有限公司」(蘇州YKK工機会社)を設立し、本年5月に操業開始する。
同社では、中国に工機事業の拠点を築くことで、大連、上海、蘇州、深センにおけるファスニング・建材両事業の事業展開に対し、コスト競争力のある機械・金型供給を行っていく方針だ。
同社では、中国に工機事業の拠点を築くことで、大連、上海、蘇州、深センにおけるファスニング・建材両事業の事業展開に対し、コスト競争力のある機械・金型供給を行っていく方針だ。
関東地区アルミ二次合金メーカー各社は8日、1月前半のアルミ原料購入価格を全品種キロ当たり5円引き下げる方針を打ち出し、関係納入筋に通知した。
合金各社が原料買値の引き下げに踏み切ったのは、指標の新地金相場が下落していることや、アルミスクラップが新地金購入価格よりも割高感で出ているため。
合金各社が原料買値の引き下げに踏み切ったのは、指標の新地金相場が下落していることや、アルミスクラップが新地金購入価格よりも割高感で出ているため。
財務省が2002年末にかけて発表した11月の非鉄通関統計によると、輸入では錫とニッケル地金が大きく伸び、輸出では電気銅の激減や銅スクラップ2万トン台維持――などの動きが目立った。
輸入では、電気銅(陰極銅およびその断片)が9972トンで前年同月の9763トンから微増。輸出が激減しており(輸出の項参照)、内需不振の下で輸出ドライブが掛かる流れがこれまで続いてきたが、数字横ばいの意味合いは、IT関連製品受注残生産継続を受けた国内需給タイト化を映したものと理解した方がよさそうだ。
輸入では、電気銅(陰極銅およびその断片)が9972トンで前年同月の9763トンから微増。輸出が激減しており(輸出の項参照)、内需不振の下で輸出ドライブが掛かる流れがこれまで続いてきたが、数字横ばいの意味合いは、IT関連製品受注残生産継続を受けた国内需給タイト化を映したものと理解した方がよさそうだ。