2003年01月10日
 大紀アルミニウム工業所など大手アルミ二次合金メーカー各社は、ダイカストメーカーなどのユーザーとの間で進める1月積み後決め分のアルミ二次合金製品販売価格交渉でキロ当たり7―8円アップをめざす方針だ。合金メーカー各社は12月積み後決め分の製品販価交渉で未達に終わった分をユーザー各社に求めていく。

 経済産業省はこのほど、11月のアルミ建材生産・出荷速報を発表した。それによると、生産は前年同月比2・5%減の3万9480トンで、19カ月連続のマイナス。また、出荷は同5・7%減の4万1316トンとなり、2カ月続けて減少した。主力の住宅・ビルサッシは、一進一退の状況で、本格的な回復にはまだ時間がかかりそうだ。

 アルコアが8日発表した2002年12月期決算によると、純利益は4億2000万ドルと前年比53・7%減少した。第4・四半期の純損失は2億2300万ドル(前年同期は1億4200万ドルの損失)と3・四期の利益1億9300万ドルから赤字に転じた。

 リストラや非中核事業からの撤退などで特別費用を計上。本年までに10億ドルのコスト削減目標に対して、期末までに年率6億ドルを達成した。今後中核事業への集中を進め、8000人の雇用に影響が出ると見ている。