2003年01月24日
 海外非鉄相場が年明け以降、高値を更新している。上昇幅が大きいニッケル、錫に続き、銅やアルミ、また出遅れていた鉛と亜鉛も水準が切り上がっている。イラク情勢を巡る米経済の先行きをにらんだ展開で、先高と断定してしまうにはまだ「危うさ」が残っているものの、円高圧力をはね返しながら底上げを演出している。関係者では、購買などの取引方針の上で、先高と見て動くべきかどうか難しい判断を迫られる。

 日鉱金属は23日、1月積み銅建値をトン当たり1万円引き上げて24万円に改定すると発表、即日実施した。今月初めての改定で、新建値は12月2日から同15日以来の水準。約1カ月ぶりの反発。今回の改定により、月間平均建値は3600円値上がりし、23万3600円となった。
 日本アルミニウム協会は、2002年10月のアルミ圧延品(板類)缶材出荷実績をまとめた。それによると、ボディ、エンド・タブ材合わせた総出荷量は、前年同月比8・8%増の3万4557トンで、2カ月続けて前年実績を上回った。ボディ材が2ケタ増と好調で、全体の数量を押し上げた。