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2003年02月12日
同和鉱業は10日、03年3月期連結決算において、売上高2215億円、営業利益143億円、経常利益121億円、当期損失28億円を計上するとの見通しを明らかにした。経常利益は1980年3月期に銀価格高騰で189億円を計上したものの、実質的には今期が過去最高益となる見込み。また、個別では売上高1800億円、営業利益77億円、経常利益75億円、当期損失53億円を計上する見通しで、配当金は営業・経常利益での増益確保と第100期を記念して2円増配し、1株当たり7円を予定している。
日鉄鉱業(高橋三郎社長)は10日、チリ共和国のインベラス社とチリ国内で開発工事を進めていたアカタマ銅鉱山が2年の工期を経て、このほど試操業を開始したと発表した。試操業は9カ月間。本年末までに銅精鉱7万4000トンを、来年以降は年間9万2000トンを生産する計画。
キッツは7日、一部製品の販売価格を3年ぶりに改定し、3月1日の受注分から新価格で対応すると発表した。具体的には、鉛レス青銅弁(給水・給湯用コアコートなど)を10―30%、ポリエチレン管用鉛レス金属継手(KCPジョイント)を5―25%、フランジ付青銅一般・ボール弁を10%、青銅製定流量弁を10%、鋳鉄弁(一般用、ライニング弁、下水道用弁)を5―15%、ステンレス弁(A、K、Cシリーズ)を5―10%それぞれ値上げする。