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2003年03月07日
昭和電工グループのアルミ二次合金メーカー、昭和軽合金(本社=千葉県市原市、塚原洋輝社長)は02年12月期決算で約1億円強の最終利益を計上し、4期連続の黒字を確保、累損の一掃を達成した。塚原社長は「アルミ合金販売数量の増加や人員削減によるコストダウン効果が出たため」としている。
大手アルミ二次合金メーカーの大紀アルミニウム工業所と日本軽金属との合弁会社、ダイキニッケイタイ(所在地=チョンブリ、資本金2億バーツ、後藤和示社長)は年内をメドに月間平均生産量を10―20%増大させ、足元の月間2500―2700トン態勢から3000トンまで引き上げる方針。
東南アジアで回復基調にある自動車関連部品需要が増大しているため。販売拡大に向けては、昨年立ち上げられたダイキエンジニアリングの技術サービスとの相乗効果を図っていく。
東南アジアで回復基調にある自動車関連部品需要が増大しているため。販売拡大に向けては、昨年立ち上げられたダイキエンジニアリングの技術サービスとの相乗効果を図っていく。
三井金属は6日、3月積み亜鉛建値をトン当たり4000円引き下げ、13万5000円に改定すると発表した。月明けとなる3日に引き上げたばかりだったが、円高傾向や海外亜鉛相場が不安定なことから短期間での引き下げ改定を決めた。