2003年03月25日
 ロンドン金属取引所(LME)は、フロア型取引をはじめ伝統的な特色を堅持する一方、主要取引メンバーの過半数を銀行・証券系が占める中、上場品目の拡充や電子化も視野に入れて時代に合わせた変革にも取り組んでいる。その一環として、最も新しい上場品目である北米アルミ特殊合金(NASAA)に続き、その欧州版・アジア版アルミ特殊合金などの上場を検討する方向にある。

 三井金属は24日、米国子会社のオークミツイ(ニューヨーク州)の工場敷地内に、銅箔事業の新規製品を研究開発する新会社を設立したと発表した。プリント基板内部に埋め込むコンデンサー向け材料を開発する。すでにサンプル出荷を開始しており、2003年度は年間2000平方メートルの販売量を見込む。

 日本伸銅協会が24日発表した2月の伸銅品生産(速報)は、前年同月比11・6%増の8万2930トンと、8カ月連続で前年実績を上回った。2月は前月に続いて稼働日数が少ないものの、堅調に推移する自動車向けが下支えて銅・黄銅条、リン青銅板条はいぜん高水準を記録した。また、銅管はエアコンの需要期を迎えて再びプラス転化し、黄銅棒も2万トン台を維持した。