2003年04月03日
 三宝伸銅工業(本社=大阪府堺市、竹入俊樹社長)は1日、サブミクロンの超微細結晶粒を銅合金圧延品の量産において世界で初めて実現し、『SFG2』『SFG3』として条・板製品の販売を開始したことを発表した。結晶粒の超微細化により高性能リン青銅以上の強度や導電性を保有する上に、同製品より10―15%安価で供給できるため、高性能リン青銅の代替を狙い自動車用コネクター、軸受用の摺動片などの需要を見込んでいる。来年度で年間1000トンの販売目標。

 製錬メーカーと需要家筋との03年度4月積み以降の電気亜鉛値決め交渉がほぼ一巡、最終段階を迎えている。販売主力の亜鉛めっき鋼板向けでトン当たり5000円程度の値上げが浸透しつつあるが、輸入採算値比では依然として「陥没価格」を余儀なくされていることから、製錬メーカー側では、もう一段の底上げを図っていきたいところだ。

 日本アルミニウム合金協会が1日に発表した2月のアルミ二次地金・合金地金などの生産実績によると、出荷が8万2654トンと前年同月比6・7%増加し、13カ月連続で増加した。鋳物、ダイカストの伸びが顕著で、自動車生産の好調さを裏付けた。生産も8万3747トンと同10・3%の大幅増加、6カ月連続増となった。