2003年04月10日
 住友電工は9日、世界で初めて窒化ガリウム基板の量産を開始したと発表した。当面は伊丹製作所で直径2インチの基板を月200枚生産するが、10月には500枚に増強する計画。成長分野である次世代大容量光ディスクに使う青紫色レーザー用に販売し、ガリウムヒ素やインジウムリンに続く化合物半導体事業の柱にしたい考え。

 国内大手製錬メーカー8社の2003年度上半期(4―9月)生産計画がこのほど出そろった。特徴的なのは、需要増を見越して明確に増産と言い切れるのは電気ニッケルに限られ、足元タイト感が強い銅や亜鉛は、原料事情や採算性などの要因が絡み合って増産への転換は示現しなかった。

 中国政府は、社会資本整備に不可欠な銅資源について輸入支援の方針を打ち出しているが、このほど、現地銅製錬メーカーに対して優遇施策の具体内容を伝えた模様だ。

 関係筋によると、現在、年間銅精鉱120万トン、ブリスター10万トン、銅スクラップ15万トンについて13%の増値税を課しているが、その還付を今後3年間にわたって実施する。