2003年04月18日
 住友軽金属工業の02年度アルミ板生産は、過去最高だった99年度に迫る32万5000トンレベルに達する見通しだ。また、押出類も大きく落ち込んだ01年度から急回復し、6万トン弱の水準まで生産量を伸ばす。自動車が好調に推移したほか、缶材や印刷板、箔地などIT関連が堅調に推移している。また、神戸製鋼との押出材提携に関連し、相互供給が約100トン規模に達し、今後さらに拡大していく方向だ。

 日鉱マテリアルズは、FPD(フラットパネルディスプレー)の透明導電膜に使うITO(インジウムと錫の酸化物)スパッタリングターゲット材を値上げする。ユーザーであるパネルメーカーと4月納入分から10―15%値上げする方向で交渉を行う。主原料のインジウム価格が急騰しているため、原料上昇分を製品価格に転嫁したい考え。三井金属も値上げの意向を示すなど、ITOの値上げ機運が広がっている。

 関東地区アルミ二次合金メーカー各社は16日、4月下旬のアルミ原料購入価格を全品種5円引き下げる方針を打ち出し、関係能納入筋に通知した。4―6月の合金需要の落ち込みが予測される上、原料高により合金各社の採算が悪化しているため。