2003年05月09日
 秋田製錬(本社=秋田市、日野隆社長)は、2003年度を初年度として05年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画で、10億円のコストダウンに取り組む。人件費の10%カット、加工費の低減、技術改善などが軸となる。中でも、初年度には6億円のコストを削減する。足元の国内、海外の状況を考慮すれば、経営環境が急激に好転することが期待できないため、大幅なコストダウンが不可欠だと判断した。

 CBMMアジア(本社=東京都港区赤坂4―1―4、南淳一社長)の5酸化ニオブの販売量が拡大している。デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の爆発的なヒットを受け、光学レンズ向けの需要が急増しているためだ。99年の設立当初は30トン以下の取扱量だったが、現在では60トンに増えている。

 デジタルカメラの出荷台数は世界全体で約2455万台(カメラ映像機器工業会調べ)。本年はさらに増えて3000万台を上回る勢いで拡大している。携帯電話もカメラ機能が標準装備されるなど、光学レンズの需要拡大は今後も続く見通し。

 非鉄金属加工問屋の中山金属(本社=東京都港区南麻布2―7―32、中山喜徳社長)はアジア販売戦略の一環として、中国・上海市保税区に100%出資の現地法人を設立する。現地に進出した日系自動車、電機・電子部品メーカーへの安定供給と現地通貨(人民元)取引が狙いで、早ければ来月にも開設する予定だ。