2003年05月12日
 経済成長を続ける中国を核に東アジア一帯で融合化が進む資源リサイクルに、日本の現場からのアプローチとして一石を投じる動きが具体化した。横浜市資源リサイクル事業協同組合(略称=リサイクルデザイン、151社加盟)はこのほど、横浜市内の埠頭に輸出専用ヤードを開設、6月から非鉄スクラップや古紙などの積み出しに着手する。官民協力によるもので、輸出におけるこうした取り組みは国内初。

 キッツ(本社=千葉県美浜区中瀬1―10―1、小林公雄社長)は8日、04年3月期の連結業績について、売上高710億円(前期比0・3%増)、経常利益22億5000万円(同9・4%増)、当期純利益12億円(同16・2%増)との見通しを発表した。株式相場の低迷や中国を中心とした新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の影響などが懸念されるなか、(1)鉛レス銅合金バルブの拡販(2)各市場の需要開拓(3)北米など海外市場の販売強化――に注力し、グループ各社一丸で収益の拡大に努めていく方針だ。

 古河電工は9日、電力ケーブルの被覆材技術を応用し、配電盤など密閉型電気設備向け湿度調整製品を開発、今後、幅広く拡販していくことを発表した。

 本格販売を開始するのは、湿度調整シート「ドライキーパー」で、3年前から東京電力向けに試験的に納入していたが、屋外キャビネットでの高い使用実績を踏まえ、ほかの電力会社、また包装用・輸送用など多分野向けに販売、年間1億円の売上高確保をめざす。