2003年05月19日
 古河電工の古河潤之助社長は前週16日、記者会見を行った。このなかで、同社の軽金属事業に関し、10月1日付で軽金属事業部門を会社分割し、スカイアルミニウムに継承すると発表した。継承会社は、同日付で「古河スカイ株式会社」と名称変更する。また、古河電工では、取締役会の活性化を図るため、取締役総数を半減させるほか、執行役員制を導入し、経営のスピードアップ化などを推進する。

 東邦チタニウムと住友チタニウムの国内スポンジチタン2社の03年3月期決算がまとまった。ともに航空機向けの輸出用スポンジチタンが低迷したことで、売上高は2ケタの減収となった。ただ、東邦チタンは触媒や電材事業が好調で営業利益は昨年度から20%増えた。

 非鉄製錬メーカーの2003年3月期決算発表が続いているが、銅や亜鉛など製錬事業は国際市況低迷、買鉱条件の悪化から引き続き採算面で厳しい環境に置かれていることが改めて浮き彫りとなっている。各社とも依然として製錬部門をコア事業と位置付けているが、構造的に収益改善・強化が容易でない環境にあることから、国内での事業継続を踏まえた競争力強化に向け、生産レイアウト変更を含む効率化投資を今後、さらに加速させていく。