2003年06月11日
 日鉱マテリアルズや三井金属などスパッタリングターゲット材メーカーは、FPD(フラットパネルディスプレー)の透明導電膜材料であるITO(インジウムと錫の酸化物)ターゲットの増産に乗り出した。新規設備の導入や既存設備での生産量拡大などにより、世界的規模で急増しているFPD需要に対応していく構え。

 三菱商事軽金属販売は、中国上海でベースメタルの製造事業に乗り出す。現地で合弁会社を設立し、年産3500トンの工場を建設する。出資比率、総投資額などは未定。合弁相手は明らかにしていない。

 住友金属鉱山伸銅(本社=東京都台東区、金子満男社長)は02年度売上高が67億7500万円で15%増、経常利益4億7100万円、当期利益4億6000万円と、前年度比大幅に好転するなど、収益基盤が改善・強化された。間接部門を中心とした合理化や高付加価値製品へのシフトなどの効果が奏功したもので、03年度は安定的利益体質を維持しながら短納期システムの構築、圧延銅箔など薄板分野への集中投資を図る。