2003年06月17日
 将来における日本の産業競争力強化の目玉の一つとして期待されるナノテクノロジーに関する事業化推進が、ここにきて加速している。従来の枠を超え、官民共同で同事業を立ち上げ、「ナノテクビジネス協議会」の発起人総会を来月、9月に設立総会をそれぞれ開催する運びだ。同協議会メンバーには、複数の非鉄各社も参加すると見られ、非鉄業界におけるナノテクビジネスが今後活発化していきそうだ。

 三谷伸銅(本社=京都市南区上鳥羽、津國駿一社長)の03年3月期決算は、自動車部品や半導体向けなどの電子材需要がけん引役となって条製品に使用される三井金属向けの鋳塊販売が大幅に増えたことが寄与し、売上高87億4000万円(前年期比13・3%増)、経常利益4億3600万円(同比29・7%増)、退職給付引当金等で約5000万円を特別損失として計上し当期利益2億1900万円(同比35・4%増)の増収増益となった。配当は年4円を継続。

 スカイアルミプロダクツ(東京都文京区、木香二郎社長)は16日、船舶に関連する5社と共同で「アルミ船普及プロジェクト」を立ち上げた。このプロジェクトでは、中小造船メーカーに対し、単にアルミ材料販売だけでなく、加工品部材としてアルミ納入することによりアルミ船建造コスト低減、およびアルミ船普及を主たる目的とし、年150―200隻程度とされるアルミ船(漁船クラス)の市場拡大に努める。同社では来期に同事業で年間売上高1億円をめざし、将来的には年100隻の受注を図っていきたいとしている。