2003年06月20日
 新日本製鉄は19日、子会社の日鉄防蝕と共同開発したTP工法(チタンカバー方式のペトロラタムライニング工法)が、本年3月に電源開発石川石炭火力発電所(沖縄県石川市)に採用されたと発表した。同工法は桟橋や埠頭などの既設鋼管杭の防食方法として官庁や民間などで施工実績が増えているが、電力会社向けの採用は今回が初めて。同社はこれを契機に当面20トンの販売をめざす。

 大手アルミ二次合金メーカー各社は6月積み後決め分製品販売価格の据え置きをダイカストメーカーなどのアルミ合金ユーザーに要請する方針だ。アルミスクラップ購入価格が6月に入り、横ばい基調で推移していることや、先行きの自動車部品向け二次合金需要の回復とそれに伴う原料価格の上昇が見込まれるため。製品需要が回復すれば二次合金メーカーを取り巻く経営環境は厳しくなりそうだ。

 三井金属は19日、6月積み亜鉛建値をトン当たり4000円引き上げて13万8000円に改定すると発表した。海外亜鉛相場上伸を受けたもので、先週12日には同一幅で引き下げられていたが1週間で値戻したことになる。