2003年08月15日
 国内非鉄市場が旧盆連休に入っている中、海外非鉄相場が軟調ムードを強めている。このところのドル安円高傾向もあって国内非鉄建値は、今週11日に銅がトン当たり1万円安の25万円、12日に鉛が3000円安の9万8000円、13日に亜鉛が5000円安の14万円へと、3日連続で反落。海外相場が現行値で踏みとどまらなければ、3建値とも続落するおそれもある。大半の非鉄関係者が夏休みから業務に戻ってきた時、市況が底割れ状態に陥っていることも想定される。

 ムーディーズは13日、古河電工の長期債務格付け(Baa3)を引き下げ方向での見直し対象とすることを明らかにした。

 古河電工が、米ルーセント社から01年に買収した光ファイバー・ケーブル事業部門OFSの業績回復が遅れていることが同社の収益・財務圧迫要因になっているのが理由。
 関東地区故銅市況は、旧盆連休で新規商いがなく同値圏の動きとなったものの、LME銅が前場で鉛相場の大幅下げを受けて急落、後場でやや持ち直したものの、理論値上、11日に引き下げられた産銅建値の続落懸念が増大、気配安が広がっている。