2003年09月01日
 大手非鉄製品流通の山崎金属産業(山崎洋一郎社長)は、ユーザーの海外展開に対応し、国外でも日本と同等レベルの顧客サービス提供に努めていく。同社は現在、タイに加工拠点設置に向けて準備を進めており、「できれば今年か来年中にかけて実施したい。(設備としては)まだ決めていないが、おそらく伸銅品のスリッターになるだろう」(山崎社長)とし、海外では中国・上海に続く工場展開となる見込みだ。
 古河電工日光事業所におけるアルミ板生産は、自動車アルミ化の進展やメモリーディスク(MD)が好調に推移していることなどを受け、底堅い状況になっている。月間生産量としては、3000トンレベルまで増加し、「ほぼフル操業の状態」(平山昭・古河電工軽金属カンパニー日光製板工場工場長)。さらに、同工場では、損益分岐点を2300トンまで引き下げ、収益性の向上なども併せて図っていく方針だ。

 経済産業省は29日、地金など非鉄製品の7月生産・出荷・在庫統計を発表した。それによると、電気鉛の在庫が前年同月比70・3%減と大きく落ち込み、亜鉛や電力用電線・ケーブルでもそれぞれ28・8%減、31・8%減と減少幅が目立った。生産では、なかだるみ期間を経てFTTH向け内需の伸びから、通信用光ケーブル、光ファイバー製品が前月比で2ケタ増と回復傾向を示した。