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2003年09月04日
アルミ缶再生事業が製品販売価格の低迷と使用済みアルミ缶(UBC)市況の上昇で採算割れとなっている。UBC価格は冷夏の影響を受け、今後も強基調で推移するとみるのが大勢だ。製品販価も指標の国内アルミ新地金の現物価格とプレミアムの下落が予測され、低迷することは避けられない。アルミ缶再生事業者は赤字幅の拡大を回避するため、UBC価格の引き下げを実施する方針だ。
大手アルミ二次合金メーカー関係者によると、ダイカストメーカーなどの間で進められた8月積み後決め分アルミ二次合金製品販売価格交渉は、キロ当たり3円アップを中心として決着したもよう。ただ、「製品安・原料高」の解消には至っておらず、アルミ二次合金メーカーは、9月の交渉でも値上げを打ち出し、採算改善を図る。
日本アルミニウム協会(車輪委員会)は3日、03年上期(1―6月期)のアルミホイール統計を発表した。それによると、国内生産は、前年同期比5・1%減の716万5424個、輸入の170万4019個を合わせると合計886万9443個となった。一方、販売は、国内・輸出合計で同4・5%増の860万3921個と、底堅く推移した。