2003年09月16日
 日鉱金属は、銅製錬を取り巻く事業環境の厳しさが構造的に続くことを踏まえ、国内生産態勢の強化と海外投融資や拡販推進の取り組みを加速させる。

 国内では、主力の佐賀関製錬所で設備集約・省力化・省エネ投資によるコスト低減と同時に、日立工場でのパーマネントカソード法による高品質銅の拡販、また硫酸についても高品質化を追求する。海外では、投資効率から鉱山国向けに注力するとともに、好調な中国での銅荒引き線の能力増強などに着手する。

 住友金属鉱山は12日、100%子会社で、90年代半ばから各種スイッチなどの電子部品やテレビフレームの製造・販売を行ってきた蘇州住友金属鉱山電子元件有限公司(中国・江蘇省、市岡耕太郎総経理)について、本年9月末で生産を中止し、2004年中に解散・清算すると発表した。

 中国産純マグネシウムがトン当たり1600ドル後半と年初来高値圏を高止まりしたまま推移している。AD関税撤廃により欧州向けに玉が流出したことや夏場は炉修時期にあたり需給がひっ迫、相場の基調は強いままだ。