2003年11月06日
軽圧各社、財務体質改善進む
三協アルミ、PDMシステム本稼働=NECと共同で構築
銅減産、住友金属鉱山も検討へ

軽圧各社、財務体質改善進む
 軽圧メーカー各社の財務体質改善の動きが加速している。アルミ需要がおおむね底堅く推移していることなどもあって、累積損失の一掃や負債の圧縮といった財務の健全化に注力。各メーカーではコストダウンもさらに推進し、一層の収益改善を図っていく。

 軽圧メーカー各社では、自動車向けや印刷板、液晶関連の需要などが堅調で、総じてしっかりした展開。さらに、コストダウンの実施や値戻しを行うことなどで、収益向上を図り、財務の改善を進めてきた。金融情勢が不透明なことなどもあり、これら体質強化の動きは、各社とも継続して取り組むことになりそうだ。

 
三協アルミ、PDMシステム本稼働=NECと共同で構築
 三協アルミニウム工業は5日、住宅建材やエクステリア建材の設計・開発効率の向上を実現するPDM(製品情報管理)システムを日本電気(NEC)と共同で構築し、10月から本格稼働を開始したと発表した。

 今回立ち上げたPDMシステムは、住宅建材やエクステリア建材などの製品構成情報(部品表)や図面・仕様書・設計通知書などの関連文書を電子化して管理するとともに、部品表や関連文書の作成・承認・変更・配布・廃棄のワークフロー化を実現するもの。

 
銅減産、住友金属鉱山も検討へ
 住友金属鉱山は5日、インドネシアのグラスバーグ鉱山での銅鉱石入荷に支障が出始めたことを踏まえ、本年度銅地金生産27万2000トンの計画(能力30万トン)について減産強化の検討に入ったと発表した。すでに10月分が入荷しない事態も発生、同鉱山での事故の影響は確実に広がっており、国内製錬各社では、年内供給再開の可能性について情報収集に追われている。