2003年11月10日
 日本とインドネシア合弁のアルミ製錬プロジェクト、P・T・インドネシア・アサハン・アルミニウムの02年度決算は1億3100万ドルの最終損失になった。投資管理会社の日本アサハンアルミニウムが6日発表した。

 水力発電量が減少し、生産量が振るわなかったことに加え、販売価格の目安となるLME市況も低迷したことが主因。また、為替高により為替差損を計上、悪材料が重なった。03年度は生産量の大幅な増加を行い経常損益段階で利益の確保を図る。

 坂本卓・新日鉱ホールディングス相談役がこのほど、チリ共和国から「ベルナルド・オヒギンズ勲章グランオフィシャル章」を受章した。

 同社がこのほど明らかにしたもので、同相談役が日鉱金属で副社長、社長時代に推進したエスコンディダ(90年生産開始)、コジャワシ(99年生産開始)、ロス・ペランブレス(00年に生産開始)の大型鉱山開発プロジェクトや、同国公営公社コデルコ社と次世代製錬法であるバイオ・マイニング技術共同研究開始(02年)などを通して、同国基幹産業の発展に貢献したことが評価された。

 同章は、民間人として最高位で、現地5日、大統領宮殿で授与式が執り行われた。

 日本アルミニウム協会は、03年度上期(4―9月)のカラーアルミ出荷実績をまとめた。それによると、建設資材、非建設含めた総出荷量は、前年同期比9・8%増の1万4863トンとなり、3年ぶりにプラスに転じた。非建設向けの需要が好調に推移したこともあって、同部門だけで1万トンの大台を突破した。