2003年11月21日
 非鉄製錬大手8社の2004年3月期中間期決算は、ほぼ全社が合理化努力の積み上げから期末に向けて配当確保を見込み、業績改善に道筋をつけた。ただ、製錬事業自体は買鉱条件の悪化から販売量が増加するところでも利益面では振るわず、伸長分野である電子材料事業でも製品間で格差があるなど、全面回復への道のりはまだ険しさを残している。
 三菱マテリアルは20日、7N(純度99・99999%)の高純度銅を増産すると発表した。次世代半導体デバイス向けの本格的な需要拡大に対応するため、現在の月産6トンから来年1月には10トン態勢にする。

 高純度銅は、スパッタリングターゲット材やボンディングワイヤをはじめとする半導体デバイス向けに使われている。

 日鉱金属は20日、11月積み銅建値をトン当たり1万円引き下げて26万円に改定すると発表、即日実施した。

 今回の改定により、月間平均建値は、3400円安の26万6600円となった。月明け以来、5年ぶりの高値を維持してきたが第3週後半で反落に転じた。