2003年11月28日
 銅スクラップの輸出が単月過去最多記録を更新した。財務省が発表した10月の輸出通関実績で2万7895トンに達し、単価もキロ当たり61・5円と前年同月比10%強上昇、数量と品位両面で進展している。

 今回の規模は、本年ピークと思われていた6月実績を上回るもので、累計でも24万7000トンに膨らみ、残り2カ月を残して2002年暦年実績を抜いた。

 また、軽圧品は3万1776トンで前年同月比10・4%増加した。東アジア向けに伸びている。
 大木和雄・日本鉱業協会会長は27日、東京都港区の協会内で定例記者会見を開き、環境税について、改めて導入反対の見解を表明した。

 導入された場合、非鉄製錬業界の税負担は50億円規模となる見込みだが、同協会では(1)素材産業に致命的な打撃を与える(2)エネルギー課税はすでに過重(3)地球温暖化対策としての効果に疑問(4)ほかに選択肢がある――を反対の根拠とした。

 世界半導体生産キャパシティ統計(SICAS)はこのほど、本年7―9月期のIC(集積回路)の生産能力および生産稼働率をまとめた。IC全体の生産稼働率は4期連続で上昇して88・3%となった。昨年は下期に失速したが、今期は上期からの回復基調をしっかり継続する形となった。内訳では、回路線幅0・16マイクロメートル以下のMOS(金属酸化膜半導体)ICが大きくシェアを伸ばした。