2003年12月03日
 落盤事故を起こし、銅鉱石の供給に支障をきたしているインドネシアのグラスバーグ鉱山ではこのほど、土砂の除去を完了、全面再開に向け、大きく前進した模様だ。同鉱山を主要ソースにして、今回の事故で減産強化を余儀なくされている日本の製錬メーカーでの方針転換に直ちにつながるものではないが、先週前半まで状況改善見通しがまったく立たなかった厳しい情勢は、大きく変わりつつある。

 死傷者も出た本年10月9日のオープンキットにおける落盤事故で、除去する必要があった土砂は250万トン規模に達したが、先週末までに除去にめどをつけたと、このほど国内関係筋に伝えられた。

 金価格が約8年ぶりに400ドルの大台を突破した。ドルが対ユーロで史上最安値を更新したことで、海外金市場には大量の資金が流れ込んだ。しかし、今後の動向については「強気派」と「弱気派」に分かれており、不透明感が漂っている。

 連休明けの現地1日、ニューヨークの先物価格は、取引の中心になっている2月物が1オンス403・80ドル(セツルメント)と、連休前から5・80ドル値上がりした。ロンドン値決め価格も一時400ドルを突破、エンゲルハードやハンディーハーマンなどの現物価格も軒並み400ドルの大台に乗せ、約8年ぶりの高値に値上がりした。

 背景にあるのは、軟調なドル相場。また、イラクを中心に中近東地域でテロが多発していることも、最近の金価格を押し上げる一因になっている。
 古河電工は2日、台湾新幹線向けルースチューブタイプの光ケーブル約1000キロメートル分(幹線系36心ファイバー)を三菱重工から受注したと発表した。

 同社では、光ケーブルの海外鉄道向け単独受注規模として過去最大となる。光ケーブルは通信システム、信号システムに使用される。