2004年02月18日
 アルミナのスポット価格急騰の影響で、長期契約の契約方法に変化が生じている。契約更改時に合わせ、従来のLME相場を目安にした販売スタイルから、一定期間を固定価格で販売する方法に切り替えるなど新たな動きが出ている。

 金属鉱業事業団(松田憲和理事長)は、主に製鋼、化学用の副原料として使用されるモリブデン鉱380・9トン(純分重量253・3トン)を一般競争入札で売却することを決め、16日付経済産業公報で公告した。2000年12月に導入された「備蓄簿価を超えた段階での売却」制度によるもので、同制度で備蓄モリブデンが放出されるのは昨年に次ぎ2度目。レアメタルの国家備蓄放出としては98年のバナジウム売却から3度目となる。

 日本チタン協会はこのほど、2004年の需要見通しをまとめた。スポンジチタンは展伸材出荷量が回復基調にあるため、03年から13%増え2万1000トンを予想。展伸材は5%増の1万4500トンと、過去最高の出荷量を記録した02年の水準を回復する見通し。