2004年02月19日
 昭和電工の古澤昭専務(アルミニウム事業部門長)は、昨年来から取り組んできた軽圧品価格是正が不十分だったとして、改めて今年4月からロールマージンアップを図っていく方針を明らかにした。具体的には、アルミ板・押出で10―15%、アルミ箔(一般箔・電解箔含む)で5―7%のアップを4月から行う。

 また、海外相場が高騰していることを受け、すべての軽圧品で3カ月平均の地金価格「NSP」(ニュースタンダードプライス)に連動した地金上昇分も反映する製品価格体系への全面移行を、取引先各社に求めていく考えだ。

 内外非鉄市況の騰勢が強まっている。18日、国内銅建値と鉛建値は、海外非鉄相場連騰を受けて前回改定から最短で続伸した。月中改定だけで3週連続、月明け時を含めると今月は計4回の改定となる。亜鉛も同様で、3地金建値は、海外相場動向を直接映し、ほぼ間隔を空けずいっせいに上がり続けている。

 日鉱金属は同日、2月積み銅建値をトン当たり1万円引き上げて34万円に改定すると発表、即日実施した。月間平均建値は、4200円高の32万8400円。1997年7月以来の高値を更新したもので、同年6月以来の35万円も射程に入れつつある。

 神戸製鋼所は17日、三菱マテリアルとの銅管に関する共同事業会社「コベルコマテリアル銅管」の社長に、矢野信治副社長(アルミ・銅カンパニープレジデント)が4月1日付で就任すると発表した。神鋼の取締役は、4月以降も兼務する。これに伴い、新たなアルミ・銅カンパニープレジデントには、中山裕之常務(伸銅事業全般担当)が就任する。