2004年02月20日
 佐藤金属(本社=東京都、佐藤保社長)は19日、今期の経営目標として引き続き「高付加価値品の拡販」を中心に、売上高520億円、売上利益率9・2%、売上総利益47億8400万円、税引き前利益8億円をめざす方針を明らかにした。

 基本ラインは前期と同様、(1)新製品・新素材の販売拡充(2)管理態勢の強化(3)国内の支店・営業所の充実化(4)海外販売拠点の整備――の4項目を重点的に行い、利益率の高い加工品分野に注力していく意向だ。

 黄銅棒メーカー6社で構成される、全国黄銅棒協同組合(理事長=佐藤弘・新日東金属社長)は、3月から値決めスケジュールを当月25日から月初めに変更することを決定した。

 変更の理由について同組合は「従来の日程では残り日数の関係から月内での成約が物理的に困難なため」としており、今後は月初めから5日間(実稼働日)を契約交渉期間とする。

 値決めスケジュールの変更は、組合が発足した1987年以来17年ぶり。

 日本電子材料工業会はこのほど、2003年の国内生産実績をまとめた。総生産金額は2年連続で3000億円を割り込み02年比微減となった。しかし、昨年10月以降は単月ベースで250億円台を回復しており、デジタル家電にけん引され電子材料業界は回復基調にある。同工業会によると04年の生産金額は4年ぶりにプラスに転じる見通し。