2004年04月05日
中国・青島市城陽区でこのほど、電気めっき専業の工業団地が稼働を開始した。亜鉛、ニッケルなどの全めっきの排水処理に対応しており、地元関係者によると、めっき専業は中国で唯一のもので、さらに民間資本活用の点からも独自性が高い。経済成長を続ける一方、環境リスクの管理強化を図っている中国政府の方針を具現する工業団地として今後、中国内外から注目を集めていきそうだ。すでに日系企業なども進出している。
 錫の海外相場が暴騰している。2日入電のKLTM相場は730ドル高の9250ドル。LME相場も9020ドル(セツルメント)と、89年8月以来の9000ドル台に達し、この半月の間で約2000ドルの上げ幅を示した。中国の内需拡大やLME在庫の減少、それに加え産出国の出荷遅れが、ファンド買いを一気に集めたようだ。

 関東地区の大手黄銅棒メーカーである、大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)は2日、5月契約分からロールマージンをキロ当たり10円引き上げると発表した。

 値戻しの理由について同社は「これまでリストラとして部門閉鎖や人員削減、経費の節減など合理化努力を続けてきたが、最近の原料価格の高騰により、原料ロス費用の上昇から実質的にロールマージンの低下をきたしているため」としている。同社ではすでに大手ユ―ザーや流通各社に対して交渉を進めている。