2004年06月04日
 軽圧大手5社の04年3月期決算(12月期の昭和電工除く)が3日、まとまった。それによると、各社とも総じて増収増益基調で推移。自動車・輸送関連や、LNG船向けの厚板、半導体製造装置やデジタル家電向け需要などが好調で、生産もフル稼働の状態だ。さらに、各種コストダウンやロールマージンアップの効果も、全体の業績を押し上げている。

 【日本軽金属】
分社化した日軽金アクトを含む連結ベースの板・押出部門は、売上高、営業利益とも大幅増を記録し、好調に推移。

 【神戸製鋼所】
 売上高は、軽圧品・伸銅品とも増収を達成。営業損益では、100億円を突破し、堅調に推移した。

 【住友軽金属】
 主力のアルミ板が好調で、売上高、利益とも前年実績を上回った。

 【古河スカイ】
 板・押出合計の売上高は、1614億8900万円(同2・1%増)となり、同社全体としてはおおむね好調に推移した。

 【三菱アルミ】
 自動車熱交、トラック向け材料が好調で、押出品は2ケタ増と底堅い展開。板製品も、高水準の数量が持続する。
 古河電工の100%子会社で、銅・銅合金条を製造販売する「古河金属(無錫)有限公司(中国・江蘇省無錫市)が2日、本格操業に入った。当日行われた開所式には、日本および無錫市の政府関係者など約250人が参加。伸銅品の条材では外資企業初となる一貫生産工場の立ち上げを祝った。
 三菱アルミニウムは3日、04年度からの3カ年新中期経営計画「ニューダッシュ50」を策定したと発表した。最終年の06年度(07年3月期)には、連結売上高1080億円、経常利益55億円を達成し、グループ売上高1000億円、経常利益50億円超を安定的にクリアできる態勢を進めていく。