2004年06月08日
 銅分95%前後もしくはそれ以下の製錬向け銅スクラップの国内流通に異変が起きている。主因は中国向け輸出が細っているためで、冷材として消費する製錬メーカーには、短期間で集中的に大量入荷するなど最近なかった現象が見られるようになっている。銅原料市場では、構造的な品薄からタイト感が慢性化してきただけに、関係筋では戸惑いも生じているが、今回の現象は、中国の買い気次第で国内流通に大きな影響を及ぼす構図を浮き彫りにしたようだ。

 大紀アルミニウム工業所(本社=大阪市西区、山本隆章社長)は7日、シグマホールディングスと上海市宝山区で現在建設中である上海シグマ新工場内に工業炉および関連設備の設計、製作、販売・サービスを事業内容とした合弁会社「上海大紀新格工業炉有限公司(略称=ダイキ シグマ エンジニアリング チャイナ インク、DEC)」を4月に設立、今月から営業を開始すると発表した。

 住友金属鉱山と住友商事は7日、米国アラスカ州でテックコミンコ社(カナダ)と共同で進めているポゴ金鉱山開発プロジェクトで、最終フィジビリティスタディ(FS=採算性調査)が完了、2006年3月の操業開始に向け、建設工事を開始したと発表した。