2004年06月16日
 昨年来の国際銅需給タイト化、銅価急騰の主因は、中国でのおう盛な需要だが、足元の購入意欲については金融引き締めなどの影響を引きずって、以前に比べて盛り上がりを欠いたままだ。だが、中国が今後も需給、相場ともに多大な影響力を与えていくのは必至だ。投機要因による水増し分が調整されるなか、一喜一憂する目先観ではなく、中長期的な基本構図をどうとらえるべきか検証する。

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 古河電工は15日、米OFSブライトウェーブを100%子会社化すると発表した。OFSブライトウェーブの持分を9・4%所有していた米コムスコープが、プット権を前倒し行使して、古河電工に持分を譲渡するもの。また、OFSファイテルからコムスコープへの光ファイバー長期供給契約を4年間延長することも併せて合意した。
 三菱マテリアル銅事業カンパニー(浅尾晴彦プレジデント)は15日、直島製錬所(香川県、武藤達家所長、従業員約360人)で進めてきたエコタウン関連全施設がこのほど完成のめどが立ち、7月14日に竣工式を開催すると発表した。同社で翌15日から一般公開し、情報公開にも取り組む。

 同製錬所のエコタウン関連施設は、(1)「有価金属リサイクル施設」(2)「溶融飛灰再資源化施設」で構成される。能力は、(1)が日量245トン、(2)が同70トン。