2004年08月04日(水)
 今年4月に発足した神戸製鋼所と三菱マテリアルとの合弁会社「コベルコマテリアル銅管」の滑り出しが好調だ。今上期は予算比で数量が7―8%増、売上高で10%上回っている。銅価の値上がりもあり、初年度業績は、売上高が当初見込み以上の360億円に達する見通し。足元の状況について矢野信治社長は「記録的な暑さで、市場環境は好調だ。各工場ともフル稼働の状態」とし、順調な立ち上がりを強調した。
 古河電工は、中国・蘇州のエレクトロニクス事業拠点において、マイクロヒートパイプの第二製造ラインを7月から稼働開始した。これによって、同拠点のマイクロヒートパイプの月産能力は従来比3倍の150万本となり、電装・エレクトロニクスカンパニー全体では300万本の生産態勢が整った。パソコンやサーバ、デジタル家電などの好況を背景に、放熱製品の需要が急増しているため。
 三菱マテリアルは来年初頭をメドに500ミリリットルサイズのボトル型アルミ缶を市場投入する。同サイズのペットボトルの対抗商品とし、飲料容器のシェア拡大を見込む。

 シェア拡大に向け同社がターゲットにするのは、清涼飲料分野。清涼飲料分野ではこれまでリシール性を持つボトル型缶やペットボトルが市場シェアを獲得してきた経緯があり、バリエーションを増やしシェアの拡大を図る。