2004年08月24日(火)
 神商非鉄(本社=大阪府八尾市、境稔社長)は、伸銅スリッター事業から撤退することを決めた。伸銅スリッター製品の生産は、本年11月末をもって停止する。神商非鉄では、採算上これ以上の同事業継続が困難と判断し、撤退することにした。
 先週までに非鉄製錬大手8社の2004年4―6月期連結決算が出そろった。今回の大きな特徴は、これまで自動車・デジタル家電向け需要を背景に業績堅調だった電子材料、金属加工、環境リサイクル事業に続き、大幅な市況改善が奏功して金属製錬事業での収益回復傾向がより鮮明になってきたことだ。収益強化に向けて、いわば「片肺」状態から「両翼エンジン」がそろい始めたとも言え、今期、好調なスタートを切ったことを示す。
 関東地区アルミ二次合金メーカー各社は先週20日、8月後半のアルミ原料購入価格を据え置く方針を打ち出した。指標の新地金相場が横ばい推移をたどたことに加え、各社の原料手当てが計画通り進んだため。上物は計画に比べ若干少なかったものの、スソ物が多めに入ったもよう。