2004年12月06日(月)
 2004年の国際非鉄市場は、ほかの素材以上に市況高騰に沸いたが、同時に再編も加速し、銅やニッケルに比べ、市況回復の足取りが遅れていた鉛や亜鉛では買収の応酬が続いている。需要、市況と併せ、こうした動きも本年の大きな特徴だった。日本鉱業協会企画調査部の永田禎彦氏に最新動向をリポートしてもらった。
 立山アルミニウム工業はこのほど、「2004年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞した。

 同賞は、「地球温暖化防止月間」行事の一環として、温暖化防止に関して顕著な功績があった人物・団体に贈られるもの。

 今回の受賞の理由となったビル建築における自然換気システムは、同社の技術開発・製品化部門が10年間にわたり開発。オフィスビルで総消費エネルギーや二酸化炭素発生量を10―15%削減するなど、省エネルギー貢献度は高い。同システムを採用したビル建築が100件を超え、年間1万3000トンの二酸化炭素排出削減に貢献している点も高く評価された。
 文化シヤッターの亀谷晋社長は3日、2004年9月期中間決算概況などについて記者会見を行った。このなかで、05年3月期通期には、高付加価値商品売上高が133億5000万円と、前年同期比14・3%増に達し、2桁成長を確保する見通しを明らかにした。同社では、引き続き付加価値の高い製品販売に注力する一方、拡大が見込まれるリフォーム事業は、収益基盤の確立に注力していく。