2005年07月20日(水)
 日本軽金属の圧延事業を担当する名古屋工場は、今期16億円の設備投資を行う予定だ。同工場では、スリッターラインの更新で3億5000万円、スラブのサイド面削で1億円、鋳造工程の集塵設備(環境関連投資)で2億円などを新たに投じる。

 同社では、これまで抑制してきた設備投資を積極化させ、品質向上や生産性アップに向けた取り組みを強化していく。
 昭和電工は19日、垂直磁気記録方式用のハードディスク(HD)を世界で初めて量産したと発表した。同社は2006年3月までにHDの月産能力を305万枚増やし1375万枚にする計画だが、能力増強で新設するラインは全て垂直磁気記録方式に対応可能なラインにする。
 YKKAPは19日、中国の現地法人「YKKAP蘇州社」(吉田建材蘇州有限公司)が建設を進めていたカーテンウオール工場の竣工式を18日に行い、生産を開始したと発表した。同生産起動式には、関係者約170人が参加。

 このなかで、あいさつした楊建中・蘇州工業園区管理委員会工作委員会副書記は、「製造から施工まで一気通貫対応できるサービス態勢は、品質を保証し、必ずや中国国内デベロッパーから認知歓迎されることと思います」と祝辞を述べた。