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2005年08月04日(木)
住友金属鉱山伸銅は圧延銅箔とリフローめっき条の生産を強化する。約12億円を投じ三重工場で増強工事を行っていた圧延銅箔の新ラインがこのほど完成。月産能力は従来の100トンから200トン強に引き上げられた。新ラインは今月から試運転を開始しており、10月の本格稼働をめざす。リフローめっき条は今後2年間かけて現在の月産350トンから500トンに増強することを検討している。
古河スカイは、統合効果の最大化を図るため、07年までに生産態勢の見直しを完了させる。具体的には、アルミ板製造の福井工場と深谷工場のすみ分けを明確化。今年中に箔地生産を福井へ集中させ、07年までには缶材、LNG船向けも全面的に福井工場へ移管する。これにより、同社は損益分岐点の低下など、生産効率の向上をめざす。
大阪アサヒメタル工場(本社=大阪市西成区南津守3丁目1番17号、安部研社長)が東北大学と共同開発した世界最高レベルの半導体用超高純度金属5N(ファイブナイン)マンガン(99・999%Mn)の特許が年内にも認可される見込みだ。