2006年03月17日(金)
 三菱マテリアルは溶融飛灰の処理能力を増強する。小名浜製錬所(福島県いわき市)に浸出槽やろ過槽などの専用設備を導入し、6月末に処理能力を従来比5倍の月1500トンに引き上げる。

 直島製錬所(香川県直島町)には現在月1500トンの処理能力があるが、需要動向を見て5年以内に許認可を受けている2100トンまで処理設備を増強したい考え。最終的には3000トンまで処理能力を増やす計画もある。
 住友チタニウムは16日、スポンジチタンの生産能力を増強させる第2期工事が計画通り完成したと発表した。これにより年産2万4000トン態勢を確立し、今後も質・量を総合して「世界トップのスポンジチタンメーカー」としての地位をさらに強固にする方針だ。
 トステムは16日、住宅・ビル用建材商品の販売価格を値上げすると発表した。住宅サッシ(樹脂サッシ含む)、ドア・引戸、エクステリアなどの住宅建材商品は本年5月1日受注分から8―13%(平均10%)、店装建材商品は同6月1日受注分から平均14%値上げする。ビル建材商品については、同2月27日見積もり分から既に平均14%の値上げを実施中。